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メールフォームへ2025年7月17日(土)、渋谷区文化総合センター大和田にて、 「賃貸経営セミナー 〜家族信託の活用実例、3つの視点から見る最新賃貸経営の極意〜」を開催しました。
本セミナーでは、賃貸オーナーが直面する“高齢化による経営リスク”と“変化する賃貸市場への対応”という 2大テーマを中心に、家族信託や空室対策の実践的なノウハウが共有されました。
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会場全体が、萩原氏の熱いお話に引き込まれるひとときとなりました。

泉氏からは自身の体験例も踏まえた納得感の強いお話がありました。

セミナー後の個別相談では、実際の課題について具体的なアドバイスが交わされました。
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第一部:「3つの視点から考える、これからの賃貸経営」
講師:萩原(オーナーズエージェント株式会社/チーフマネージャー)
第一部では、賃貸経営の現場で起きている市場変化と、今後必要とされる戦略について萩原よりお話ししました。
・賃貸市場の最新トレンドと需要の変化
・築年数・立地に課題がある物件でも勝てる方法
・成約を左右する「物件力」「紹介力」「定着力」の3大要素
・空室対策の実践例と、ターゲットの見極めが鍵となる理由
現場で数多くの賃貸オーナーと向き合ってきた立場から、実例ベースでの具体的な提案が多数あり、明日から実践できる学びの多い内容となりました。
第二部:「認知症による財産凍結と家族信託の実例」
講師:泉 穂久斗 氏(トリニティグループ/家族信託コンサルタント)
第二部では、オーナーご自身やご家族の認知症リスクが賃貸経営に及ぼす影響について、小川氏が詳しく解説しました。
・認知症によって起こる“財産の凍結”とは何か
・賃料の受取や修繕、売却などが滞るリスクとその実態
・法的代理人がいないことで、家族でも何もできなくなる現実
・実際の相談事例をもとに、家族信託を活用したリスク対策の手順
など、制度の基本から実践的な活用法まで、非常に分かりやすく紹介され、参加者の多くが真剣にメモを取る様子が印象的でした。
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まとめ
セミナー終了後には、講師との個別相談が行われ、相続や空室に関する具体的な質問が飛び交いました。
中には、すでに対策の必要性を感じていたオーナー様が、実行に踏み出すきっかけを得られたという声も。
本セミナーは、「家族信託の実例」と「空室対策」という現代の賃貸経営に欠かせない2つのテーマを深掘りし、今後の備えや改善策を考える貴重な機会となりました。
今後も、オーナー様の賃貸経営に役立つテーマでのセミナーを企画してまいります。ぜひ次回もご期待ください。