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繁忙期だからこそ差がつく、空室対策でオーナーが気をつけたいポイント

1月は賃貸市場において、いわゆる「繁忙期」の入口にあたる時期です。

進学・就職・転勤などで引っ越しを検討する人が一気に動き出し、物件情報の閲覧数も内見件数も増えてきます。

一方で、オーナー側から見ると「何もしなくても決まる時期」と捉えてしまいがちなのも、この時期の特徴です。

しかし実際には、同じエリア・同じ家賃帯でも、決まる物件と決まらない物件の差ははっきり出ます。

繁忙期だからこそ、少しの判断の遅れや認識のズレが「決まらない空室」につながるケースは少なくありません。

■ ターゲット設定と、強気すぎない家賃判断

特に重要なのが、「誰に貸したいのか」というターゲット設定です。

単身者向けなのか、カップルなのか、ファミリーなのか。単身者でも学生なのか、社会人なのか、留学生なのか。

ターゲットが曖昧なまま募集を出すと、設備やリフォームの内容、家賃設定、キャンペーン戦略などすべてが中途半端になり、結果として他物件との比較で選ばれにくくなってしまいます。

そのターゲットを前提に考えたいのが、家賃設定の考え方です。

近年は家賃が上がっているという話題も多く、「周りが上がっているから、うちも強気でいけるのでは」と考えがちです。当然上がっている地域は全国的にも増えていますが、繁忙期だからといって根拠なく強気な設定にするのは危険です。

家賃を上げる判断自体が悪いわけではありません。重要なのは、募集を開始したあとに状況を見ながら、柔軟に判断できているかどうかです。

募集開始後の閲覧数、問い合わせ数、内見件数といった動きを追っていくことで、

「そもそも見られていない」

「反応はあるが内見につながっていない」

「内見はあるが決まらない」

といった、どこで止まっているのかが見えてきます。

この整理ができていないまま条件だけを変更してしまうと、判断を誤ってしまうこともあります。
まずは現状を正しく把握し、その上で手を打つことが、繁忙期の家賃判断では欠かせません。

■ 条件・見せ方・判断スピードが結果を左右する

また、家賃だけでなく募集条件そのものを見直す視点も欠かせません。

礼金・フリーレント・バリーアップ工事・契約内容の考え方など、「今まではこれで決まってきた」という過去の成功体験が、今の市場では通用しないこともあります。

たとえば、初期費用がどの程度かかるのか、退去時にどこまで自己負担になるのかが分かりにくいだけで、比較検討の段階で敬遠されてしまうケースもあります。
条件そのものだけでなく、「入居者が見たときに安心できる内容になっているか」という視点での確認が重要です。

市場環境や入居者の価値観は少しずつ変化しており、条件面が原因で比較段階で不利になっているケースも少なくありません。

大きく条件を変える必要がなくても、「今の募集条件は本当に今の入居者目線に合っているか」を一度立ち止まって確認することが大切です。

さらに、繁忙期は判断スピードそのものが結果に直結します。

反響データに変化が出ているにもかかわらず様子見を続けてしまうと、その間に条件の合う他物件が先に決まってしまいます。

数字を定期的に確認し、小さくても早めに軌道修正できるかどうかが、繁忙期を活かせるかどうかの分かれ道になります。

募集の出し方も結果を左右します。

写真が古いまま、コメントが事務的、設備の魅力が十分に伝わっていない。

こうした小さなズレが、閲覧段階での離脱につながることも少なくありません。

今の入居希望者は、内見前にほぼ判断しているという前提で、情報の見せ方を整える必要があります。

■ 判断に迷ったときこそ、早めの整理が重要

はいえ、オーナー自身が市場の動きや募集状況、他物件との違いを整理し続けるのは簡単ではありません。

「家賃を上げるべきか下げるべきかわからない」

「条件を変えるべきか、このままでいいのか判断できない」

「数字をどう見ればいいのかわからず、迷ってしまう」

そんな状況に陥ることもあるでしょう。

繁忙期の空室対策は、悩む時間が長いほど機会損失が大きくなるのが特徴です。

もし募集条件や家賃設定、反響の見方に不安があれば、早めに専門家に相談することも一つの選択肢です。

郵宣企画では、繁忙期の市場動向や反響データを踏まえた空室対策の整理・次に取るべき対応を分かりやすくご提案しています。

判断に迷ったときは、お気軽にお電話や問い合わせフォームよりご相談ください。

この記事を書いた人

株式会社郵宣企画 髙木 正浩
大手不動産会社での賃貸仲介、賃貸管理、不動産流動化・不動産証券化(私募ファンド/規模100億円)、アセットマネジメント・プロパティマネジメントでの幅広い経験を生かし、多くの賃貸経営問題を解決。

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